#12 I Believe I Can Fly

自由奔放すぎたスペインひとり旅|2008.10.06|

今朝は8:30くらいに起きた。泊まっているホステルはまるで大きなファームみたいで、さらに宿泊中のゲストはちょうど今は私一人だけということで、私にとってはファームステイのようでとってもおもしろい。ここにはとてもたくさんの動物たちがいて、それもここMamio Verdeは山の頂上に位置している。私のまわりの友達や知り合いで、「こういう場所、好きだろうな~」っていう人達のことを想った。

ホームステイみたいだからこそ、日常生活や動物に関するボキャブラリーが勉強できる!!週の終わりまでには、動物にまつわるたくさんのスペイン語の単語を覚えられていそう!

昨日は、La Orotavaから戻ってきた時にManoloの息子さんに初めて会うことができた。スペイン語で話していたら、彼の名前を漢字で書いてみてほしいと言われた。なんて典型的。

また確認してみたくなって、彼にも、私が本当にこのホステルで初めての日本人のお客さんなのかどうか訊いてみたら、彼が知る限り、私が史上初のアジア人ゲストだと教えてくれた。とても嬉しい!彼はユーモアがあって可愛らしい青年だ。なぜなら、彼は自分で、自分がどの日本人の男の子よりもカッコいいんだと言い切っていたから。でも日本人男性にはまだ一度も会ったことさえないらしい。何の根拠もないのに自信を持って自分の方がキュートだと言ってるところが可愛すぎる。

私は今またLa Orotavaにいて、カフェでこの日記を書いている。さっき食べたスパゲティが美味しかった!La Orotavaには写真を現像するためにやってきたのにフィルムを忘れてきたし、街でたくさん絵を描こうと思ったのに、今日はとても寒くて太陽も見えない…


現在、深夜1時半…眠い。今日はあの後、色々なところを散策してから、19:30頃にGuagua(ローカルバス)に乗ってPino Altoに戻った。またあのとっても優しくてダンディーなバスの運転手さんがバスに乗り込んだので尋ねてみたら、残念ながら今日は昨日とは違うルートの運転だったらしく、私が乗るバスではなかった。

因みに、こちらでは、バスだけが停めてあり、そこへ時間になると、どこからともなく、リュックを背負ったバスの運転手さんがやってくる…。

バスに乗り、無事に20時にPino Altoに到着。それからは、だらだらした。バスの中で19:30頃にみた夕焼けの太陽が異常に大きく、とても美しかった!戻った後にManoloにカラオケの話をしたら、リクエストを訊かれて”I Believe I Can Fly”を入れてくれた。というわけで、Manoloの為にカラオケを披露した。そして、ずっとカフェ・コン・レチェを飲みながら話しているとやがて奥さんと息子のJesúsが帰ってきた。夜の23時近くに!遅っ!!Jesúsがオートバイを買ってもらいたいらしく、外のテーブルで突如、家族会議が始まった。見ていてとてもおもしろかった。家族会議に居合わせるだなんて、それこそ光栄きわまりないし、ホームステイっぽい。その後はまた皆でまったりして(紅茶がルイボスのカルダモン入りでおいしかった!)そのうちみんなパラパラと部屋に入っていった。私が部屋に戻ったのは、おそらく夜、1時半。そう、日記を(昨夜)書き始めた時間だ。昨夜もいつのまにか眠ってしまっていたのだった…。


翌朝7時過ぎに目が覚めたら、まだ外はとても暗かった。という事は、こちらでは朝は7:30~8:00くらいに太陽が出てきて、夜は20時くらいに陽が落ちるという事だ。

― 余談 ―

昨夜のせいだろう。テネリフェの急な坂ばかりの道路をミニワゴンカーで走りながら(運転をしながら)歌を歌っている(車上ライブ?ソロツアー?!)私のボイストレーニングの伊藤先生の夢を見た…