#34 『レンブラントの夜警』と愛の告白

自由奔放すぎたスペインひとり旅│2008.10.24│

今日は、最後のチャンスだったので、La Orotavaへ行った!!

朝は郵便局で箱を送り、La Orotavaに着いてからは、フォトアルバムなどを買ってから封筒を送った。

それから、Mamio Verdeに行った!オーナーと息子さんの2人がいたので、1時間くらい一緒に過ごした。

Pino Altoに向かうバスの窓から、バス停のバルでくつろいでいる、あの運転手さんを見かけた。タバコを吸うとは知らなかったので少しびっくりしたが、それでもタバコを吸うしぐさがいつもの笑顔いっぱいの彼と違って、渋くてセクシーだった。やっぱりかっこいい!


でも、実は、それ以上にすごいステキな事がその夜にあった❤

と、その前に。

Donと、CINE VICTORで『La Ronda de Noche』(『Nightwatching レンブラントの夜警』)(21:30~)を観た。Donに関しては全く気に入らなかったどころか、気にくわなかった様だが、私はとても興味深い作品だと思った。絵画的で、新鮮でありながらクラシックでもある…。良い作品だったと思う。ただ、ピーター・グリーナウェイの作品を初めて観たが、納得した。大いに。

では、そのステキな夜のお話…

JAZZなどのライブがあると聞いていたので、2人で(夜12:00近かったが)あのレストランに行った。Santa Blues Barだ。そうしたら、(3度目で)またあの赤いオシャレメガネにスキンヘッドのお兄さん(?)だった。

ライブをやっていなかったので、わけを訊いてみると、どうやら始まって間もなく警察がきて、騒音のクレームが来ていると言われてしまったそうな。どちらにしてもここで食べたかったので、入ることにした。

(というかむしろムリヤリ。¬_¬ )

お兄さんはまたもや、とっても紳士的で優しく、キッチンはもう閉まっているのに、コースメニューを組み立てて出してくれた。めっちゃ美味しかった!!


そして、ディナーが終わり、お兄さんと3人で話し始めると、何やら盛り上がってきて、お兄さんが、下の階で飲むなら、ご一緒したいと言ってきてくれた。Donは疲れていたし、私も出発前の夜ということで、お兄さんにもう帰るつもりだと伝えようと、1人で上に上がっていったら、そこでまた2人で話が盛り上がり始めた。もう私は明日テネリフェを去ってしまうということでいろいろな話をしたら、彼の方から、住所を書いて教えてくれた。それから、“初めて君がこのレストランに来てくれた時には、もう君が好きだったんだよ”と照れながら話してくれたので、とっても嬉しくなった!帰りはアパートメントの近くまで歩きながら話をした。全部でほんの30分もない会話時間だったが、とってもステキで良い人だった。

これから、手紙やカードでずっと交流があるといいな! ╹◡╹